換気扇はつけっぱなしの方がいいのか?

換気扇は24時間つけっぱなしの方がいい、という話を小耳にはさみました。
私は台所の換気扇にしろお風呂場の換気扇にしろ、
使っている時にしか付けていないので、この意見にはかなり半信半疑です。
というかつけっぱなしにすると電気代とかものすごいことになるのでは……とも思います。
ですので今回はそのあたりが実際にどんな感じなのかまとめていきたいと思います。
そもそも換気扇の役割とは?
とりあえず、換気扇の役割についてまとめていこうと思います。
簡単に言うと、部屋内の空気と外気を強制的に入れ替えるのが換気扇の役割です。
強制的にというのは、モーターで回転するプロペラ等で気流の流れを人為的に作り出すことで実行します。
これにより対象室内の空気が外気と入れ替わります。
次に、空気を入れ替えることで得られるメリットについてまとめていきます。
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メリット①:新鮮な空気の供給/汚染された空気の排出
汚染された空気というのは、台所で発生する悪臭や、ハウスダストのことを言います。
悪臭は放置しておくと部屋内に虫を招き入れる要因となりますし、
小さなお子様がいらっしゃる家庭では、ハウスダストはぜんそくの原因ともなるので要注意です。
メリット②:燃焼に必要な酸素を供給し不完全燃焼を防止
不完全燃焼とは、酸素が不足した状態で燃焼を続けることを言います。
一酸化炭素が発生するため、非常に危険です。
換気扇をまわしつづけることで酸素も取り込まれるため防止策となります。
メリット③:除湿効果による結露/カビの発生/床・壁のいたみ防止
この③が一番大きいメリットではないでしょうか。
換気扇を回すことで湿気も外に追いやることができます。
湿気は窓ガラスに結露を生じさせたり、カビの発生の原因になったりします。
これらを防止することで、ひいては家の寿命を伸ばすことにも繋がります。
3つに分けてメリットをご紹介しましたが、最後にデメリットもご紹介します。
デメリット:定期的に換気扇の手入れが必要
デメリットとしてはこれだけになります。
換気扇を回し続けていると、プロペラに埃が大量に付着します。
そのままの状態で動作を続けると燃費が悪くなり電気代があがったり、
最悪の場合故障のおそれがあります。
換気扇の使用目的上、どうしても埃が溜まってしまいますので定期的な掃除が必要になります。
ちなみに、肝心の「換気扇をつけっぱなしにした場合の電気代」についてですが、
実はこれ、1カ月で最高500円いくかいかないか程度のようです。
また、最近の建物だと「24時間換気システム」として、
換気扇をつけっぱなしすることが前提の家がほとんどみたいです。
まとめ:換気扇はつけっぱなしだと電気代は500円ぐらいかかる
この500円を高いととるか安いととるかですが、
先ほどあげた3つのメリットのことを考えれば私は安いと感じました。
というわけで、先日から我が家では浴室の換気扇はつけっぱなしとなっております。
それではまたー
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