乾電池を燃えるゴミで捨てる際に気を付けること

こんばんは。ヒトデボーイです。
皆さんも一度は悩んだことがあると思います。
よく使う割にいまいちわからない、電池の捨て方についてです。
燃えるゴミの日に出すの? 燃えないゴミの日?
それともどこかの電気屋さんに持ち込んでリサイクルで回収する?
あとは、燃えるゴミの日に電池だけ分けて捨ててください、
と捨て方を指定されたりしますが、なんでなんでしょう?
どうせ同じ燃えるゴミとして回収をするなら、
電池だけ分ける意味……なにかあるのでしょうか?
もろもろ気になりましたので調べていきます。
そもそも電池の正しい捨て方とは
実はこれは、住んでいる地域によって捨て方が変わってきます。
各自治体によって捨て方が異なるのです。
電池を捨てる際には必ず自分の所属する自治体のホームページ等で、
捨て方についての確認をしておきましょう。
代表的な捨て方についてのみまとめていきます。
電池の捨て方①:絶縁処理をして燃えるゴミに出す
どこの自治体でも電池を燃えるゴミとして捨てる場合、
絶縁処理をしてから燃えるゴミとして集荷に出すのが基本です。
絶縁処理とは、電池の電極(+極/-極)が他の金属などに触れて、
短絡(ショート)するのを防ぐために行います。
やり方は簡単で、ビニールテープ(できれば絶縁性のもの)を電池の電極に巻くだけです。
たったこれだけですが、これを行うだけで短絡の危険性が格段に下がります。
面倒だと思わずに、必ず絶縁処理は行うようにしましょう。
電池の捨て方②:他の燃えるゴミとは分けて集荷に出す
こちらも、どこの自治体も推奨していることが多いです。
一般の燃えるゴミと同じ袋に電池を入れてしまうと、
誤って電池の電極に導体が接触し、短絡を起こしてしまう可能性があります。
電池は電池だけで分けて捨てることで、上記のような事故を防ぐことができます。
分別せずに燃えるゴミに間違えて出してしまった場合どうなる?
それではもしも、上記で述べたような分別や絶縁処理を行わず、
電池を燃えるゴミとして間違えて出してしまった場合どうなるのでしょうか?
それがなんと……最悪の場合、火災発生の原因になってしまうのです!
火災発生のメカニズムは、ざっくりまとめると下記の流れになります。
- 電池の電極(+極/-極)が導体(金属等)に接触
- 電池がショートして発火
- 周辺の可燃物に飛び火して火災発生
間違って他の燃えるゴミと一緒に出してしまった場合、
ショートして発火すると文字通りの燃えるゴミとなってしまいます。
ですので、ほとんどの自治体では電池だけは分けて回収するようにしているのです。
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電池の種類によっては捨てることのできない物もある
正しく分別や絶縁の処理したとしても、
全ての種類の電池が捨てられるというわけではありません。
一部の種類の電池についてはゴミ捨て場に出すのではなく、
自分でリサイクルBOX等に持ち込む必要があります。
それでは、ゴミ捨て場で回収できない電池の種類についてまとめていきます。
小型二次電池(充電式電池)
使用後も、充電を行うことで再利用が可能な電池のことです。
ニッケル・カドミウム蓄電池、ニッケル・水素電池、リチウムイオン電池、
等が有名です。
これらの電池には有害物資が入っていたり、
一部の希少資源が再利用可能だったりします。
ですので、資源有効利用促進法という法律により、
リサイクルでの回収が義務付けられているのです。
ボタン電池
その名の通り、ボタンのような形をした電池のことです。
この電池には微量の水銀が含まれているため、
環境に配慮した廃棄方法が必要になります。
まとめ
電池の捨て方について調べていきました。
私の家にもどう処理していいかわからなかった電池がいくつか転がっておりますが、
これからは正しい捨て方で捨てることができそうです。
それではまたー
乾電池の火災の危険性については下記の記事で詳細に解説しています。
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