押し屋のバイトの仕事とは?

こんばんは。ヒトデボーイです。
突然ですが、押し屋という仕事をご存知でしょうか。
聞きなれない言葉かと思いますが、この仕事をしている人を皆さんは毎日見ているはずです。
特に電車を使って通勤される方は必ずといっていいほど見ています。
しかしてその正体は……
満員電車に人を押し込む駅員さんのことです!
それでは、今回は押し屋について色々とまとめていきたいと思います。
そもそも押し屋とは
「駆け込み乗車はおやめください」という言葉もどこ吹く風で全力疾走で電車に滑り込んでき、
腕や鞄が挟まり電車のドアが閉まりきらない場面に登場するのがこの押し屋の人たちです。
まず、自分もしていた勘違いなのですが、この押し屋の人は正確に言うと駅員さんではありません。
駅のホームに立っているほとんどの人が実は正社員である駅員さんではなく、この押し屋の人となります。
押し屋の人たちの見分け方としては、腕に「お客様案内係」などの腕章をしている場合や、
改札の駅員さんとは色の違う制服を着ている場合があるようです。
そして、どうやれば押し屋になれるのかというと……これがなんと普通にアルバイトで募集しているのです。
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押し屋の仕事内容とは
それでは押し屋の人たちの具体的な業務内容についてまとめていきます。
ざっくりまとめると下記のようになります。
- 行先案内
- ホーム上の安全確認
- お客様の電車の乗降補助
行先案内とは、改札口や電車の乗り換案内のことです。
私はよく「この電車〇〇駅に停まりますか?」という質問をホームの駅員さんにしておりましたが、
これに答えてくれていた人が駅員さんではなく押し屋の人だったのです。
また、ホーム上で指差し呼称で安全確認を行っている人も押し屋の人です。
安全の確認ができたあと、電車を運転する車掌さんに合図を出したりしています。
そして最後の「お客様の電車の乗降補助」この部分がいわゆる押し屋と呼ばれる理由になります。
それでは次は乗降補助の部分にフォーカスしてまとめていきます。
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電車の乗降補助とは
まず、押し屋押し屋とさきほどから呼称していますが、アルバイトの募集文などを見るとそんな表記はなく、
「駅構内のお客様のサポートをするお仕事です」
上記のような記載がされている求人がほとんどです。
このサポートの部分に先ほど挙げた行先案内や安全確認、そして乗降補助が含まれているのです。
それでは乗降補助とは何かと言うと、だいたい下記のような仕事です。
- 車椅子の方や、自力で乗車が困難な方の乗降補助
- 電車の扉に服や手荷物が挟まった際の最後の一押し
車椅子の方の為に専用のスロープを持ってきてくださる方は何度か見たことがあります。
アルバイト募集分にあるような乗降補助というのは、表向きにはこういう仕事のことを言うのでしょう。
最後の一押しの方に関しては、おそらく表向きには仕事内容に含まれていないと思います。
押し方によってはお客様にケガをさせてしまうかもしれませんし、女性を押す場合など
下手をすると痴漢に間違われる可能性もあるからです。
ただ、実際には押してますけどね。私も押されたことはありますし。
ですのでそこは暗黙のルールになっているのではないでしょうか。
あるいは、教育などで安全な押し方などが教えられているのかもしれませんが。
まとめ
押し屋という仕事についてまとめていきました。
まさかホーム上の駅員さんがアルバイトで募集をしているとは思っていなかったので、
個人的には機会があれば一度は体験してみたいなと思います。
ただ、押される側として毎日見ている限りは大変そうな仕事だと思いますが……
それでは今日はこのあたりで。
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