アルミ缶のコーヒーは何故まずく感じるのか

わたくしヒトデボーイは、缶コーヒーがとても好きです。
段ボールで箱買いし、常に家の中に常備されている状態にしているほどです。
Amazon等で箱買いすると自販機のものに比べて約半額になりますからね。
そんな私ですが、少し前から疑問に思っていることがあります。
それがこの記事のタイトルの通り、
スチール缶に比べてアルミ缶のコーヒーはおいしくないのでは?というものです。
単に自分の味の好みの話なのか、それとも何かしら理由があるのかを調べていこうと思います。
そもそもアルミ缶とスチール缶の違いとは?
缶コーヒーに関わらず、そもそもアルミ缶とスチール缶は何が違うのでしょうか。
ざっくりまとめますと下記の通りです。
【缶の強度】
アルミ缶<スチール缶
【缶の重量】
アルミ缶<スチール缶
【缶の熱伝導率】
アルミ缶>スチール缶
アルミ缶は強度が弱く、普通に飲料を缶内に充填しただけでは缶が潰れる可能性があります。
その為、窒素ガスをつめて缶内の圧力を高めることで、缶を膨らませて強度を保っています。
輸送コストの面から考えると重量が低いアルミ缶の方が適しているのですが、一つ問題点があります。
缶コーヒーなどの乳製品が含まれる飲料に関しては、缶内に飲料を充填してから高温殺菌を行うため、
強度の関係からスチール缶を選定するしかないのです。
ちなみに、高温殺菌をするのはあの悪名高いボツリヌス菌の発生を防ぐためです。
ただ、この高温殺菌の部分や、他もろもろの技術が向上したため、
最近では乳製品を含んだ飲料もアルミ缶に充填することができるようになりました。
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アルミ缶とスチール缶で味の違いはあるのか?
それではいよいよ味の部分を調べていきます。
……と、意気込んだはいいものの、
ネット上を調べても特にこれだという情報を見つけることができませんでした。
ただ「アルミ缶のコーヒーはまずい」という文面はいくつかみつかりました。
それならばと、簡単に自分なりに検証してみました。
検証方法としては下記となります。
①缶コーヒー(A:アルミ缶)と缶コーヒー(B:スチール缶)を購入する。
②缶コーヒー(A)を飲み干し、中身を水で洗浄する。
③缶コーヒー(B)の中身を半分だけ缶コーヒー(A)に入れる。
④10分後、缶コーヒー(A)(B)を飲み比べてみる。
で、実際に上記の検証を行ってみました。
結果としては……
うん、味一緒だこれ!
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まとめ
今回は缶コーヒーのアルミ缶とスチール缶についてまとめました。
結果としては同じ味ということで落ち着きました。
人によってはアルミの味がするとの意見もあるようですが、私的には同じにしか思えませんでした。
これで今後アルミ缶のコーヒーがおいしくないというのであれば、
それはもうそのコーヒーがおいしくないのでしょう。
缶の性質は関係ありません。(少なくとも私にとっては)
下記の記事ではコーヒーを毎日飲むことについてまとめています。
気になる方はぜひ、ご一読ください。
また、下記に自動販売機ごとの値段が何故違うのかまとめた記事があります。
気になる方はこちらもぜひ、ご一読ください。
それではまた!
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