残業を100時間以上するとどうなる?ヤバい?

ヒトデボーイです。
働き方改革という言葉が世間では広く浸透しつつある昨今、サラリーマンである私も他人ごとではすませられません。
2019年4月からは法律で時間外労働(残業)の上限が規制されております。
時間外労働についてはその他いろいろな制限が設けられておりますが、目立ってまずは1カ月に100時間以上の残業ができなくなります。
私はこれまでの会社人生において、1カ月に100時間以上の残業を行ったことがありません。
ですので、社内の先輩に「俺たちの若い頃は当たり前だった」などと言われてもいまいちピンとこないのです。
そこで今回はこの機会にあえて、100時間以上の残業を行い、そのうえでまじめに働いてみようと思いました。
100時間以上の残業の辛さを身をもって体験しようと思ったのです。
というか、働いてみました。
その結果、私がどうなったのかを残業した時間量ごとにまとめていきます。
残業時間40時間まで
正直、この程度の残業は日常的に行っているので、特に苦も無くといった感じでした。
ただ、今回は意識的に100時間以上残業するぞ、という目標があったため、普段よりも仕事に対するモチベーションが高かったです。
だらだら残業をするのではなく、真面目にという目標があったからですね。
残業時間60時間まで
60時間程度の残業も経験することは多々ありました。
普段ならもう少し疲れたと感じるのですが、先述した通り、この時の私には妙な使命感が燃え盛っておりましたので、なんなく業務を遂行することができました。
意地になっていただけな気もしますが……
残業時間を増やすためにも、普段はやらない他人の仕事の手伝いまで積極的に行っていましたね。
残業時間80時間まで
普段の私の場合、だいたいこのあたりが繁忙期の標準残業時間になります。
これが長くて3カ月程度続くぐらいでしょうか。
今回もさすがに疲れるかと思ったのですが、不思議と疲労感はそんなに感じなかったです。
また「真面目に100時間以上残業する!」という目標の真面目の部分についてですが、これは俗にいう生活残業のようなものをしないという意味です。
ですので、効率よく仕事を行いつつ、さらに仕事を抱え込むことで残業時間を増やしていきました。
その結果、終わった仕事に対しての満足感すら得ていたように感じます。
残業時間100時間まで
このあたりからでしょうか。
仕事を終わらせることが完全に快楽に変換されるようになりました。
100時間以上の残業を真面目にするために大中小の数多の仕事を抱え込みましたが、それを終わらせることが楽しくて仕方がなくなるのです。
ですので、精神的にはハイになっている状態が続きました。
身体的には、頭が常に熱を持った感じでした。
朝から深夜まで仕事をして、帰って寝るだけという生活を続けてきましたが、
若干寝つきが悪くなったように感じました。
残業???時間まで
明確に細かいミスを連発するようになりました。
何かの表を見比べて行う細かい仕事で、何回も数え間違い、打ち間違いを起こすようになり、手戻り作業が増えていきました。
精神的にはハイな状態が引き続き続いていました。
次は何の仕事だ!? という感じで、やる気は止まらなかったです。
身体的には、頭に熱を持った状態が酷くなりました。
歩いているとたまにふらついたような感覚があり(軽いめまい?)、寝つきはさらに悪くなりました。
まとめ
残業を100時間以上を行った結果、精神的にはハイな状態になるということと、身体的には寝つきが悪くなることがわかりました。
今回のこの経験から少し思ったのが、過労死というものは、この精神的がハイになることが原因で起こるのではないでしょうか。
身体的には悲鳴を上げているのですが、心の方がそれに気づいてあげられないのかもしれません。
また、今回は1カ月で終わったからよかったですが、これが2カ月3カ月と続くと……考えたくないですね。